里親と税理の学び

今日は全国里親会の会長会議、研修会があって、お手伝いで参加した。研修会では「里親と税理の学び」という研修があった。税理士による話で、大丈夫かなと思いながら聞いた。

案の定、里親手当は雑所得になるから、必要経費控除後の額は課税の対象になる。公費の助成は経費の支出内容を常に明らかにしておくべきとお考え下さい、とのこと。

言うのは簡単だが、家計のなかの支出の内容を明らかにしておくのはけっこう大変だ。

10年ほど前、財務省からこうした通達が出て、里親は驚いたものだ。だが本音のところでは、里親から税務署に里親手当の税金としての扱いについて問い合わせがあり、税務署から財務省に、説明できるようにしてほしいというわけで、こうした問題が表面化したのだ。

だから、税務署から里親への問い合わせはまだ一件もないはずだ(あったら教えてもらいたい)。追徴された話も聞かない。でも、税理士は四角四面に説明することになるから、説明できるようにしておくように、としか言えない。