未委託里親にも里親手当てを

研修や実習を受けてせっかく里親の認定を受けても、65%が未委託。それでも行政から「申し訳ない」のひと言もない。もちろん未委託里親には、いま受託できない、というわけあり里親もいるに違いない。そういう里親には一時期「休眠里親」になっていただいて、未委託里親にもわずかでいいから里親手当てを出したらどうだろうか。
行政は里親が足りないと大きな声で言っておきながら、半数以上が未委託だというのであれば、里親になる人にもプレッシャーがかかることだろう。
昨年度末の福祉行政報告例でみると、委託率はこんな具合。
全体の登録は12315 で委託が4379(委託率は35.6%)
養育里親の登録は10136 で委託が3441(委託率は33.9%)
専門里親の登録は702 で委託されているのが193(27.5%)
親族里親の登録は588 で委託されているのは558(94.9%)
養子縁組里親の登録は4238 で委託されているのは317(7.5%)