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政府がまとめた児童虐待防止の体制強化として全国の市区町村に「子ども家庭総合支援拠点」を作ろうという。きちんと機能するものを作ってくれ、といいたい。

青山学院大学が施設出身の子どもに学費を免除して給付金を出そうという。施設の子どもたちの進学率が低いから。では里親家庭で暮らす子どもはどうなのだろう。里親の支援によって進学率は施設よりは高い。でも、里親家庭の子どもも仲間に入れてほしい。そしてこの取り組みが青学だけでなく他の大学にも広がってほしい。貧困の連鎖を断ち切るためには学歴をつけてあげることがまずは大事だ。

2人暮らしでも「一人と一人」だという。高齢親子の話だが、少しすがすがしいものを感じる。2人がもたれあい犠牲になって暮らすのではなく、互いを尊重して「一人と一人」で暮らすのがいいと思う。そういう延長に、子どもが入って「一人と一人と一人」の家庭であるべきだろう。