子どもたちがSNSで犯罪に巻き込まれないように

里親家庭と限らないが、子どもたちがスマホを使ってSNSで被害や犯罪に巻き込まれる心配は常にある。この傾向、世界的なもので、どうすべきか大きな関心事になっている。

アメリカ・メタ(旧フェイスブック)はネット交流サイト(SNS)のインスタグラムで16歳未満の利用を制限する新機能を発表した、としている。対象は全世界。制限とは別に、子どもが過去7日間にメッセージのやり取りをした相手について、保護者が把握できるようにした、とも。

里親も保護者だから、こうした機能を活用したいものだ。児童相談所では的確な情報の把握をしているのだろうか。

また、フランス警察は、テレグラムが犯罪の連絡手段に利用されることを放置してきた容疑で捜査に乗り出すという。これも全世界が対象。そして国内でも犯罪グループに悪用されるとして警視庁が体制の強化に乗り出すとしている。

便利なSNSだが、誰も知らない間に子どもたちが被害者や犯罪者にならないよう気をつけたいものだ。

特に里親家庭の子どもたちは保護されている立場だ。里親が関心をもってスマホの使い方など、見守りたいものだ。