きょうだい児支援

最近、きょうだい児支援という言葉をよく聞く。きょうだい児とは病気や障害の兄弟や姉妹をもつ子どものこと。親の関心が自分に向かなかったり、このことで周囲にからかわれたりする。

こうした子どもたちを支援しようと行政や民間が動き出している。

里親家庭にくる子どもたちも実はきょうだい児問題に悩むことが多い。自分だけが厳しい家庭から抜け出すことができて、きょうだいがまだその家庭にいる、あるいは家庭にきょうだいがいるのにどうして私だけ里親のもとに出されたのか、など。

里親が実親支援に乗り出す必要があるなどと言われるが、きょうだい児問題に目を向けることはなかなかできていない。