虐待死の情報は一切公表しない

おなじ千葉県の、地元のことなのによく分からない。というのは、千葉県の考え方。県は個人情報保護を理由に、新たな虐待死事件の情報は、児童相談所のかかわりを含めて一切公表しない方針だという。子どもの虐待死事件が社会に知らされなくて、闇に葬られていいんだろうか。はっきり言って私はそれは危険だし、あってはならないことだと思っている。

それは私だけの思いなのだろうか。県民は声を上げないのだろうか。私も県民だが。

ぐだぐだと書いているが、昨年1月24日に起きた野田市の栗原心愛(みあ)ちゃんの事件。再発防止策を検討する野田市の合同委員会が終了したという。心愛ちゃんの亡くなった日を児童虐待防止デーにしようという動きもあるようだ。

忘れてはいけないという思いと、あったことを公表すらしない思い。思いがこんなにも大きく違っているのに、県民にすらその動きの内容がきちんと知らされることはない。それとも、私の怠慢によるものだろうか。