子どもの頃は神様がいて不思議に夢をかなえてくれる、はずなのに

ーー小さいころは神様がいて毎日愛を届けてくれたーー

いま紅白を見ていたら、ユーミンがこんな歌をうたっていた。おなじみ、魔女の宅急便の『やさしさに包まれたら』だ。子どもはこんな存在でなければならない。思わず涙ぐんでしまった。

現実には痛ましい虐待事件が後を絶たない。「おねがいゆるして」と書いた目黒の5歳の少女の虐待死が記憶に新しい。12月30日の読売新聞に、母親がゲーム依存で多くの子どもがネグレクトされていて、2018年の上半期だけで4人の子どもが命を落としていたという。

あと20分で来年になる。ユーミンの歌のように、子どもの頃には神様がいて不思議に夢をかなえてくれるような存在であってほしい。