里親白書なんてどうだろう

こども家庭庁は今年度の終わりに「こども白書」を作るという。

話変わって、『里親だより』で都道府県ごとの里親登録状況などについて原稿を書いている。それで思うのは、多くの里親は自分の地域の里親の登録状況についてはある程度知っていても、それが全国で見た場合かなり特徴を持っていることについては知らないことが多い。

たとえば、登録里親のうち子どもの委託があるのは2割にも満たない、とか。乳児についてはまず乳児院に入れて、それから里親を探し始める、とか。課題をもった子どもについては児童養護施設に入れて、里親には委託しないとか。課題によっては里親家庭の方が効果があるはずなのに、と思うことがある。

都道府県ごとに、どんな特徴をもった都道府県なのか、1冊の本になっていたらいいな、と思ったりする。

全国里親会などで、『里親白書』を編纂してみてはどうだろう、と考える。