千葉県知事をめぐる動き

千葉県のことで恐縮だが、来年4月で任期が終了する千葉県知事をめぐってさまざまな動きがある。まず現・森田知事が次の選挙にも出るのかどうか、いまのところ明らかにしていない。しかし現知事では難しいとする自民党県連は、スポーツ庁長官の任期を終えるソウル五輪競泳金メダリストの鈴木大地氏を擁立する方向だという。もう一つの動きは、千葉市熊谷俊人市長が出馬する意向を固めたという動き。

熊谷俊人さんについては、官民協議会で面識がある。「子どもの家庭養育推進官民協議会」発足のとき三重県知事の鈴木氏が会長となり、私が民間を代表して副会長になった。その後、アドバイザーとして関わっているが、熊谷さんには発足の時から里親制度に深い関心をもっていただき、千葉市内で里親に関する取り組みをしてくれている。

彼が出馬するならぜひ応援しようと思う。昨年、里親に関する要望を県にもっていったときに「要望書は担当部署に、知事が会うのはやぶさかではない」、という対応だった。手順から言えば、知事が受け取って担当部署に回す、という方法ではないだろうか。

県から業務受託する際、暴力団や特定の宗教とともに特定の政党に対しても関りを禁じられているように記憶しているが、里親制度に積極的な人を応援するのに問題はないだろうと思う。