親が感染した場合の子どもを誰がみるのか、という問題で、吉村知事が福祉施設や里親にお願いする方向で検討する、と発言した。これについて、ホテルで対応する、とのことのよう。
子どもの年齢にもよるが、誰が面倒を見るのか、など明らかにされていない。子どもの安全安心は補償されるのか。
里親にこの問題を投げかけたところ、意見はみごとにまっぷたつ。陰性がわかっても2週間は預かれない、ということならおそらく里親の出番はない。陰性なら預かってもいいという里親。簡単にこうあるべきだ、という解はないようだ。
今日の新聞報道によると、感染者の自宅待機が話題になっている。風呂に入るのは最後になど、感染していない家族との同居が前提になっている。
局面が変わってきているように思う。陽性イコール隔離、から陽性でも自宅待機などに。夫婦が感染して、そこに感染していない子どもがいる。どう判断したらいいのだろう。子どもの感染のリスクは確実に高まる。
だからと言って、子どもだけホテル暮らし? それは軟禁状態だろう。
ある里親が、子どもに聞けばいいのではないか、と言っていた。そこに大きな解の糸口があるように思う。小さな子どもの場合、難しいことでもあるが。
政府の動きを見ていると、十分検討したことでもない付け焼刃の対応が目立つ。生活の立場からきちんと発信していくことが大事だろうと思う。