最近の子ども関連の新語

趣味であらゆるジャンルの新語を集めているが、うまく活かせない。昔は新語をネタにけっこう原稿の依頼もあったんだけど。そんなわけで、子ども関連の新語の押し売り。皆さんどれだけ知っているでしょうか。

「胎児虐待」乳児や幼児の虐待だけでなく胎児についても虐待をなくそうとの動き。
「緑のノート」視覚過敏の女子生徒の声から緑のノートが開発されて発売された。
「最良の栄養」最近、乳児用液体ミルクが店頭に並ぶようになって、どの商品にも書いてある「母乳は赤ちゃんにとって最良の栄養です」のコピーがツイッターなどで盛り上がっている。
「虐待同調」DVの被害者が子どもの虐待に加担すること。千葉県野田市の虐待死で障害ほう助罪に問われた母親の判決が出た。検察の表現で聞きなれない「虐待同調」という言葉が使われた。
「ホームスクール」自宅学習のこと。不登校児はホームスクーラー。不登校問題を前向きにとらえる試み。
「子ども向け実用書」整理整頓、時間の使い方、伝わる話し方、友だちの作り方、マナーなど生活に必要な技術を指南する子ども向け実用書が相次いで出版されている。新しいジャンルを作るかも。
「ふた語」双子には2人だけで分かり合える言語があるらしいと話題になっている。
「処分前カンファレンス」児童虐待について、刑事処分前に検察、児相、警察などが加害者の指導や支援を含めた方向性を協議するもの。全国的に広がっている。
「キッズガード」施設外で活動する子どもの安全を守る事業を政府が検討。
「引き出し業者」子どもの引きこもりに悩む親が契約して無理やり自宅から連れ出し軟禁状態にする事業者のこと。
「急性内斜視」短期間のうちに片方の目の瞳が内側によって左右の視線がずれて二重に見える。スマホの長時間使用が影響している。
「パタハラ」夫が育児休業から復帰直後に転勤を内示され退職したなどパタニティ(父性)ハラスメントが話題になっている。
「プレーバス」都市部の小学生の8割が平日まったく外遊びをしないという調査結果。遊びの道具をつんだプレーバスを提案している。
「キッズゾーン」政府は保育園や幼稚園の周辺で車の交通規制を新設する方針。
「おでかけ眼鏡」闘病中の子どもに仮想現実映像で楽しんでもらうサービスが人気。
「同意撤回制限」特別養子縁組の改正法で実親の同意撤回に制限が設けられた。縁組に同意した実親は2週間したら同意を撤回できない。
「新生児難聴」難聴の早期発見に有効として国が推奨する新生児の難聴検査で、検査が必要と判断されても支援のない自治体が多く問題になっている。早いうちに治す必要がある。
「ラウンド制」中高校の英語の授業で教科書を年4-5回繰り返して学習する方法が定着してきている。
「ゴクトレ」酷暑のなか子どもの脱水症対策として起床時や食事、おやつの時間、散歩や外遊びの前後などにしっかり水を飲むトレーニングへの関心が高まっている。
「プログラミング教育格差」小学校や小規模自治体で導入の遅れの出ている教育格差が懸念されている。
「半日運動会」熱中症対策や授業時間の確保を理由に午前中で切り上げる公立小学校が増えている。弁当がなく淋しいとの声も。
「未完成婚」夫と一度もセックスできずに悩む女性について医師の間で呼ばれている表現。
「保育園カフェ」保育園で子どもたちが食べている体にやさしい給食を一般に提供するカフェが人気。
「分別の利益」日本学生支援機構奨学金で保証人には半額の支払い義務しかないのに全額請求し支払ったのは不当だとして提訴している。
「半分の日」ある小学校の試み。4月26日のように数字が全部割り切れる日に数字の半分を答える。合同の勉強も。