放置子が話題になっている

こんな報道があった。

傍若無人に振舞う近所の子どもに悩まされている人たちがネット上で不満を綴っている。このような子どもたちはネット上で「放置子(ほうちご)」とよばれ、その対応に悩む声がしばしば上がる。

なかには、助けになりたい気持ちで手を差し伸べたところ、子どもが毎日家に来たり、自分の子どもと敵対するようになったりしてしまい、頭を抱えている人もいる。子どもの保護者に話をしても改善されないケースも少ない。

トラブルを避けるために「気の毒だが、放置子には関わらない方がよい」という声もある。しかし、子ども支援に詳しい深谷野亜准教授(松蔭大学)は、「放置子も虐待の一種であるという認識が必要」と指摘し、子どものためにも児童相談所全国共通ダイヤル「189(いちはやく)」に連絡することを推奨する。