つるかめ つるかめ

子どもにはおまじないも効く。痛いの痛いのお空に飛んでけ、といったら、おそらのおじいちゃんが痛くなるからやめて、と子どもがいったそうな。

コロナストレスについて大人社会でもアマビエなどが話題になっているが、子どものコロナストレスにもおまじないは有効。

ということで、子ども向けセルフケアの絵本やワークブックが売れている。代表的なのは絵本『つるかめ つるかめ』。

下の文章はネットで紹介されていたのでコピペ。

 

雷がゴロゴロ鳴っている。地震がきてぐらぐら揺れている。
風がびゅうびゅう吹いてきて……。

ああ、どうしよう。
自分たちの力ではどうにもならないことが起きた時。
とっても怖いし、とっても不安。
私は臆病だから。

でもね、あなただけじゃないよ。
大人だって不安だし、昔の人だってずっと怖いと思ってきた。
あたりまえだよね。
だからこそ、こんなおまじないが伝わっているんだって。

「くわばら くわばら」
「まじゃらく まじゃらく」
「とーしー とーしー」

なんだか不思議な言葉。どんな意味があるんだろう。じゃあ、今みたいに病気になるのが怖かったり、説明できないけど嫌な事があったときには、どんなおまじないがあるの……?

表面上はわからなかったとしても、子どもたちをじわじわと苦しめるのは「不安な心」、そして「臆病で怖がりな心」。これを克服するのは難しい。だって、驚くことに大人になってもその心はなくならないのですから。この絵本の作者中脇初枝さんも、絵を描かれているあずみ虫さんもそう。そんなお二人が子どもたちの心に寄り添い、はげましてくれる絵本をつくってくれました。

心が落ち着くおまじない。

「つるかめ つるかめ」

繰り返し声に出して読んでおけば、いつか助けになってくれる日があるかもしれない。勇気をもらえるかもしれない。そんな願いをこめて読んでくださいね。巻末にはおまじないの意味や由来も収められていますよ。