里親家庭のヤングケアラー

共働きの家庭で高齢者が要介護状態になって、子どもたちが介護者になって希望の進学ができないなど、ヤングケアラーの問題が表面化している。

それで思い出すのは、里親家庭の実子たちがヤングケアラー状態になっていた、という本人たちの意見のあること。

必ずしも実子だけでなく、里子でもヤングケアラーになっている場合がある。障害のある子どもが来た場合など十分考えられる。

幼児の性自認、混浴制限年齢

自身の性別に違和感をもつ幼児が保育園や幼稚園でいじめにあうことが多いという。未就学児はいじめ防止対策法の対象にならない。意外に難しい問題のように思う。幼児にもLGBTについて理解させることが必要だろうか。

また、銭湯で混浴できない子どもの年齢が引き下げられるという。東京都で現行9歳から6歳以下に引き下げる予定とのこと。

幼児の性自認や性犯罪への関心が高まっている。

きょうだい児支援

最近、きょうだい児支援という言葉をよく聞く。きょうだい児とは病気や障害の兄弟や姉妹をもつ子どものこと。親の関心が自分に向かなかったり、このことで周囲にからかわれたりする。

こうした子どもたちを支援しようと行政や民間が動き出している。

里親家庭にくる子どもたちも実はきょうだい児問題に悩むことが多い。自分だけが厳しい家庭から抜け出すことができて、きょうだいがまだその家庭にいる、あるいは家庭にきょうだいがいるのにどうして私だけ里親のもとに出されたのか、など。

里親が実親支援に乗り出す必要があるなどと言われるが、きょうだい児問題に目を向けることはなかなかできていない。

海外養子縁組の多さに驚く

突然連絡が取れなくなったベビーライフ。

新聞報道によると、ベビーライフだけではないが2011年から2019年の9年間で336人の赤ちゃんが海外に渡ったという。

養子縁組はできるだけ国内で、ということになっているので、この数字は驚きだ。もちろんうまくいっているケースも多いと思うが、臓器売買や各種のトラブルに巻き込まれることも多い。

心配なのは、この出国数を国が把握していないこと。受け入れた国の把握で分かった数字だ。