宗教虐待について

親が子に信仰を強制するのは宗教虐待にあたると法規制を求める声が上がっている。旧統一教会の宗教2世の人たちだ。

統一教会ではないが、社会的養護の関係でも宗教関係者は多い。児童養護施設乳児院など、宗教者が始めたところが多い。

里親はどうだろう。里親の職業のうち「宗教家」が10.6%を占める。職業としていなくても、熱心に宗教活動をする人は多いだろう。宗教的な観点から、子どもの養育に関心を持つ人は多いだろう。一概に、それがいけないことだとは言えない。しかし、措置された子どもを宗教活動に関わらせることになると、子どもの権利の観点から見過ごすわけにはいかなくなる。難しいところだと思うが、子どもたちから「宗教虐待」と言われないようにすべきだろう。

聞いた話なのでそのまま鵜呑みにするわけにはいかないが、ある宗教団体では、措置された子どもについても信者としてカウントしている、ということだ。

児童相談所の職員に聞いたことがある。信仰の自由の問題があるから、あまり深く聞かないようにしているという。収入が少なくてもあまり追及しないという。問題は別だろうと思うが。