里親家庭の子が援助交際

昨年2月、国連子どもの権利委員会から日本政府に幾つかの勧告がなされたうち、里親家庭の監視が含まれていて、そこまでの必要があるのか、このブログで話題になった。

さて今日の朝日新聞。このところ「子どもへの性暴力」がシリーズで企画されていて興味深く読んでいる。が、里親という文字がでてきて驚いた。

里親に引き取られた高1の女の子が、ときには食事も出ないこともあり、小遣いももらえなくなった。修学旅行の代金が払われていないと学校から言われ、里親に尋ねると払ったという。それ以上は言えずに、自分で何とかしなくては、と援助交際をした、というもの。結局続かず修学旅行には行けなかった。

こんな里親家庭があるのだろうか、と思ってしまうが、閉じられた一里親家庭の問題としてみるなら、あり得るのだろう。非常に、非常に残念な話だ。