社会的養護の子どもたちの給付型奨学金

まだ始まったばかりだから、いろいろな混乱があるのは仕方がない。でも、間違った運用があるならただす必要があるだろう。とくに国の行う奨学金は学校の先生が申請作業をするのだから。

こんなことを考えたのは、日本人学生にない「成績優秀」要件が留学生にある、というニュースを見たから。

生活難と成績は別のものだろうと思う。

おなじことが社会的養護の子どもについてもいえる。日本学生支援機構の給付型奨学金、社会的養護の子どもについては成績要件はないはずなのに、高校の先生から、成績が良くないから申請資格がない、と言われたそうだ。

里親も十分な知識がないためにそのまま認めてしまったが、きちんと主張すべきだった、と思う。